医薬品を買うと決めたら

医薬品の通販サイトを利用して薬を買うようになったのは、今から10年ほど前のことだと思います。
きっかけは、美味しいもののお取り寄せをするために大手インターネットショッピングサイトを利用していたところ、家族に買ってきてほしいと頼まれた医薬品をレジに持っていくのに、少々羞恥心を伴ったからでした。
とりあえず一つは買ってきたものの、これから先も継続して買わなければならないような雰囲気だったことから、そういえば薬ってインターネットで買えるのかなと思ったのがきっかけでした。
検索エンジンに薬の名前を入力してみると、驚いたことにずらりとヒットしてきて、思わずネットで買えるのねと叫んでしまったのを、今でもはっきりと覚えています。
恥ずかしい思いをして買わなくていいだけではなく、値段もドラッグストアよりも安いのです。
中には半額以下のものもあって、いったいこの価格設定はどうなっているのだろうかと思わず首をかしげてしまったほどです。
何らかの事情があるのでしょうが、消費者にとって安いのはありがたいことです。
そこで、さっそくサイトを訪問し、詳しいことを見ることにしました。
通販で避けられないものと言えば、ずばり送料です。
そのため、薬をいくつかまとめ買いすれば送料がかからなくなるのか、それともいくつ買っても送料は必要なため、購入個数分で割ってその分を商品代金に上乗せし、値段を比較するか、はたまた送料込という店がないかなど、さまざまな角度から購入先の店を絞っていきます。
この作業はまさに比較検討という言葉がぴったりで、メモを取りながら、この店はいくら、この店はいくらといった感じで調べていきます。
医薬品の通販を利用する際、この作業がもっとも時間と手間がかかると言っていいでしょう。
それでも、これは絶対にしなくてはならない作業であるのは間違いありません。
また、せっかく調べたものの、注文は後日にしようと思って再び店を訪問したら、前回と値段が変わっていたり、品切れになっていたということも珍しくありません。
特に安い値段設定の店は多くの利用者が同じことをやりますので、早い者勝ちになってしまう傾向があります。
薬と言えども自由価格となり、今や競争対象商品となってしまった以上、安い値段設定の店を見つけたらすぐに買うというのが、鉄則となりつつあります。
そうしないと、せっかく時間と手間をかけて調べた結果が、全く生かせないことにもなりかねません。
このように医薬品の通販利用の際の注意点を挙げていくと、そんなに面倒ならドラッグストアで買った方がましという声が聞こえてきそうですが、たくさんの数が必要であったり、羞恥心を伴うものであれば、精神的に与える影響を考えても通販利用に大きなメリットがあると思われます。
そのため、医薬品を買うぞと決めてインターネットに向かうなら、検索から注文まで一気にできる時間を取ることを忘れないようにしたいものです。